正社員になりました

[Add article:2018-04-18 17:44]

家電量販店でアルバイトをすること5年目の春、正社員としてその家電量販店で働くようになりました。もともと私はアルバイトの時から社員さんと同じ仕事をこなしていたので、正社員になったからといって特に仕事の内容は変わりません。

変わったところと言えば、責任が伴うようになったのと他店舗間との異動があるという部分です。私が働く家電量販店は全国に店舗がある大型の家電量販店です。そのため、異動は全国規模であります。

この異動が嫌だったので、これまでも何度かあった正社員の話を断ってきたんですけど、いつまでもアルバイトでいるわけもいきませんし、社員と同じ仕事をしているのにも関わらず給料が全然違うことに納得がいかなかったので、正社員になることにしました。

これからいつ異動があるかわかりませんが、どこに異動になっても自分が求められている仕事をこなし、店の幹部に評価されるように頑張りますっ!

Introduction

駆け込み需要に振り回される業界

[Add article:2017-08-16 16:18:05]

家電量販店の仕事は、社会情勢にかなり振り回されてしまう仕事なんです。今はインターネットショッピングが主流ですから、ネットを使いこなせる消費者はネットを検索して賢く値段を比較して、そのまま自分が最適だと思った商品を通販で注文してしまいます。家電は重いものもおおいですし、家電販売店で購入してお金をかけて配送してもらったり、自分で苦労して持ち帰るよりも、通販の方が手軽だし送料無料などのサービスが受けられるからです。

だけど、高齢者の方ではまだまだインターネットを使いこなせない人も多く、社会情勢によって突然人がどっと押し寄せることもあります。たとえば、地デジ化によってアナログ放送が終了することが決まった時は、誰もがみな新しいテレビを買い求めました。こういった技術の革新や、制度の変化などによって、急に手が回らないほどに売れて、翌年業績が落ち込み……ということを繰り返す業界なんです。

売れ線の家庭用ゲーム機が発売された時などもそうですね。据え置き型のゲームは下火になってきていますが、それでもお子様のいる家庭ではまだまだ人気があります。ネット予約がすぐに満了してしまい、家電販売店に発売日に長蛇の列……といったケースは、今でも珍しくはないものです。

そういった流れも、今後はどんどんインターネットを活用する世代に入れ替わっていくことで、だんだん失われていくかもしれませんね。家電販売店は、販売店というよりも実物を見せて受注をするためのショールームといった側面が強くなるかもしれません。

それでもこの仕事は好きなので、できれば長くこの業界が生き残れる道があればいいな、と考えているところです。

店頭販売は、価格以外で勝負するしかない

[Add article:2015-10-08 13:51:19]

以前にも書いたけれど、店頭販売は基本的に、値段ではインターネット販売に勝つことができません。それは店舗運営にかかるコストが、インターネットショップは圧倒的に少ないからです。スケールメリットの面から見ても、今や、大型量販店とアマゾンなどの大型ネットショップはほとんど変わりがないと思います。だから、店頭販売はネットショップよりも、2000~3000円は高くなりがちです。

それでは、もう大型量販店には、価値はなくなってしまったのでしょうか。私はそうは思いません。それというのも、インターネットショップには、コストを削っている分カバーできない部分が存在しているからなんです。

それは接客というサービスです。インターネットショップはコストを極力削るために、商品説明などに人件費をかけません。そのため、その商品を買うかどうかの判断材料が足りないのです。商品のレビューなどもありますが、ネットの情報は不安要素が大きいので信用に値しません。やはり、実際に触ってみたり、商品の説明を受けたりすることが、一番の信用につながります。

だからこそ、店頭で商品を触って、ネットで購入するという人も出てくるのですが...だからといって、商品説明をおろそかにしてはいけません。そうした人が全てじゃなくって、説明に満足すれば購入してくれるお客さんもいるということです。そのあたり、最近の家電量販店の姿勢はおかしいと思います。店員に商品のことを聞いてもわからないっていうばかりで、ろくに商品知識もない。僕の勤め先もそうですが、従業員の研修が足りないんですよね。サービスが同じなら、そりゃあ、価格が安いインターネットショップにお客が流れますよね。

「死中に活あり」とは、まさに今の家電量販店のためにあるような言葉で、家電量販店はサービスの中にこそ、インターネットショップとの差別化を図っていかなければならないんだと思います。これまで、一人勝ちだったところに新しい勢力が加われば、お客を奪われるのは当たり前の話。いつまでも殿様気分でいないで、ちゃんと勝負していけば、まだまだ戦えるはず。だって、価格の差はたったの2000~3000円の差なのだから。それくらいサービスで埋められるでしょう。

インターネットショッピングに勝てない

[Add article:2014-04-25 14:16:45]

インターネットショッピングの普及によって、家電量販店はかなり苦しい状況に追い込まれています。インターネットで価格比較サイトなどを利用すれば、買おうと思っている商品をインターネット展開している全国の電気屋さんの中から、最も安く買えるところを調べることができます。

極端な話、一般のお店がインターネットショッピングの価格に勝つには、日本で一番安い価格を示さなければなりません。「他店より1円でも高ければ値下げいたします」と謳って、近隣の家電量販店と競争するのとは訳が違います。お客さんの中には、「これと同じ商品がネットでは~円安く売られていた」と値下げ交渉を持ちかけてくる方も居ますが、正直対応のしようがありません。

もちろん、価格以外の面で家電量販店がインターネットショッピングに勝っている点が無いわけではありません。例えば、家電知識が無いお客さんに、商品を直接説明し、状況に応じて最もおすすめな商品をお教えできます。インターネットとは違い、実際の商品を見てから決めることもできます。

説明ができるようになったら後は気合ですね

[Add article:2014-03-19 11:59:35]

家電販売のアルバイトをするよういなって、最初はうまく説明できるかとか、僕の説明がお客さんにしっかり伝わるかと気にしてたんですが、実際に現場で働いてみると、そうした緊張は一週間のしないうちにすっかり消えてしまいました。それよりも大変なのが、聞いてくるお客さんがそもそもいないということです。

家電量販店では、さまざまな人たちが働いているのですが、お客さんに声をかけられるのがほとんどそのお店の社員の方たちのように思います。それは、商品の値切り交渉をするためなんだと気がつきました。

なので、僕の商品説明という仕事はそれほど必要でなないように最近感じてきました。それよりも、いかに僕が扱っている商品をお客さんの目に留めてもらうか、そのことが今の僕の課題ですかね。

もうこれは、気合しかないと思っています。とにかく声を出して、興味を少しでも持ってもらえるようにがんばっています。

家電販売は大変ですが、やりがいも感じてきました。

とりあえず特徴や価格の事を話せば売れることはわかった

[Add article:2014-03-12 03:40:40]

家電の量販店って、ぷらっと気軽に足を運べる店だから来店客は結構多いんですけど、それが売り上げにつながるとは限らないんです。

何か明確に欲しいものがあって来店するお客さんの場合、家電の特徴とかが他のメーカーのものとどう違うのか、価格の違いなどを理解していない人が多くて、そういったことを詳しく説明すると熱心に聞いてくれて買っていってくれる人が結構多いんです。

やっぱりこちらから声をかけて売りに行く姿勢が大切なんです。欲しい商品は決まっているけど、商品名までは決まっていなくてどれにするか迷っている人には家電販売員の説明は判断材料になるし、詳しい人の言うことなら安心感があるんでしょうね。

僕ら販売員は確かに新商品や既存の商品の勉強や特徴などは勉強しますから説得力のある説明ができるし、価格の割引に関してもある程度の裁量はありますから、どうしても決めたい商談の時は価格の話をするとかなりの確率で買ってくれます。

アルバイトとはいえ売り上げに貢献することは大事ですからね。

なんかどうやって売っていいかわかんないや…

[Add article:2014-03-05 18:46:33]

僕は大手家電量販店でアルバイトとして働いているのですが、今まで接客経験があるから、今回のバイトも大丈夫だろうと思って、いざ家電販売をしてみると、これば全然違っていたことを痛感しました。僕は接客に対して抵抗もないし、むしろ好きな仕事なと自分では思っています。

お客さんとのコミュニケーションが楽しいですし、商品を売る実感があってやりがいもあります。でも、家電販売は違っていたんです。

商品を説明することはするのですが、まずどうやってお客さんに足を止めてもらえるかを考えないといけないんです。今までは、お店の中で接客していたのですが、今回は僕がすすめる商品を必ずしもお客さんは買おうとはおもっていない方はほとんどなんです。

そのため、声を出して呼び込みのようなことをしたり、POPを作って、見栄えをよくしたりしているのですが、これがなかなか大変なんです。もっともっと経験を積んでいかないといけないことを痛感しました。